【総評】
“No pain No gain”のスローガンのもと、強い覚悟とコミットで2017年シーズンを闘い続けた28期Buffaloes(以下Buffs)、いよいよ最終戦を迎えました。
春のオープン戦では1部の格上相手に徹底したライン勝負でチーム力を高め、本番の秋シーズンでは4年ぶり1部復帰を目指して初戦から息詰まる試合を続けてきました。
残念ながら最終戦では入替戦出場の望みも絶たれ、単なる順位決定戦となってしまいましたが、最後の意地を見せる、そんな気概に溢れたプレーを随所で魅せてくれました。
ただ、その意識が強すぎたのか、反則として審判に判断されてしまったプレーがいつもより多く、流れを掴み切れませんでしたが、最後まで闘い切った姿は、来場された多くのOBOGの皆さま、ご家族の皆さまの心にしっかりと焼き付いたはずです。

この28期は、新歓でアメフト部が独り勝ちしたと他運動部から羨まれたくらい、有望な選手が多く、またスタッフも多数入部してくれました。アメフトは選手・スタッフ共に人数がチーム力に直結するスポーツですので、26期父としてとても心強く感じたものです。
今日の試合がそんな28期の最後の試合となるのは、私にとっても非常に寂しい現実です。今回28期役員の皆さまのご都合の関係で、26期父の私が試合レポートを担当させて頂くこととなりましたが、それが最後の試合というのは大変感慨深いものがあります。

28期父母の皆さま、ご家族の皆さま、4年間大変お疲れ様でした。
おそらく多くの方は、今、空虚感でいっぱいなのではないでしょうか?
来年からは同じOBOG父母としてBuffsを応援して頂ければ幸いです。
29期~31期の父母の皆さま、4年間はあっという間です。我が子、あるいはその仲間達の姿に感動を覚え、心から応援したいと思えるような機会はそれほど多くありません。
来年も出来る限り試合会場に足を運び、応援して頂ければと思います。

そして28期選手・スタッフの皆さま、4年間感動をありがとうございました。
多くのことを犠牲にし、部活に打ち込んこまれたことは、本当に素晴らしいと思います。
これから活躍される舞台においてもこの4年間の経験は非常に価値あるものになると思います。

【試合内容】
■コイントス
主将・副将の4人が手をつなぎ、中央に歩みます。4人とも見事に髪を剃り上げ、この試合への強い意気込みが応援席にも伝わります。

■第1Q
神大キックオフで試合が始まります。
深く蹴りこまれたボールはエンドゾーンまで転がり、タッチバック。
自陣25ヤード地点からBuffsの攻撃です。
オフェンスラインスタメンは5名中、4名が4年生。#78福田、#75富沢、#79二村、#72中尾に3年生の#66辻永。負傷の#60加藤を欠いたのは非常に痛いですが、ここまでオフェンスチームを支えてきた仕事人達がまず魅せます。
最初のプレーはエース#26片貝の中央突破のランプレー。オフェンスラインがしっかり空けた道を抜けると力強い走りでいきなり19ヤードのロングゲインです!
その後も#26片貝のプレーを中心に敵陣41ヤードまで攻め込みますが、そこでパント。
敵陣18ヤードから神大の攻撃へと変わります。
ディフェンスチームはスタメンの半分近い5人が2年生という若いチームです。
そこに第一列のディフェンスラインに#52山田、そして第三列のディフェンスバックに#7松木、#45井内の4年生3人が要所を担っています。
神大最初のプレーは中央へのランプレーでしたが、#52山田率いるディフェンスラインが見事に跳ね返し、3ヤードのロスゲインを奪います。
その後のプレーでは、第二列の若いラインバッカー陣、#55山崎、#51久保秋、#17岩松がアグレッシブなタックルを浴びせ、パントに追い込みます。
続くBuffsの攻撃ではリズムを掴めずパントとなります。
自陣31ヤードから攻撃権を得た神大に対し、Buffsディフェンスチームは#47近藤、#45井内らのタックルで大きなゲインを許さないもののじわじわ自陣16ヤードまで攻め込まれます。
Buffs 0-0 神大

■第2Q
サイドが変わって自陣16ヤードから神大攻撃。
神大パスプレーでゴール前6ヤードまで攻め込まれ1stダウンとなります。
しかし、ここで#47近藤、#93于、#52山田らが踏ん張り3プレーで1ヤードしかゲインを許しません。
ゴール前5ヤードの4thダウンで神大はフィールドゴールを選択し成功。先制点を許します。ただ、この状況下、3点で抑えれたことは非常に大きかったです。
Buffs 0-3 神大

神大キックオフの後、自陣29ヤードからBuffs攻撃。
このシリーズではQB#6中條のラン・パスが見事に決まります。
まず、#83池田謙への14ヤードパスが決まります。
続いて#29伊東、#26片貝のランプレーで一気に敵陣48ヤードに攻め込むと、2プレー続けて#6中條がそれぞれ18ヤード、11ヤードのランプレーでロングゲインを奪います。
敵陣19ヤードから#26片貝のランで敵陣11ヤードまで迫ると、応援席はタッチダウンコールで盛り上がります。
次のプレーでは右エンドゾーン隅に走りこんだ#2神戸へのパスを成功させタッチダウン!
あっという間に逆転します。#2神戸はぴったりマークする相手ディフェンダーを振り切り、そこに#6中條がどんぴしゃのタイミングでパスを投げました。
その後のキックを#19岸がしっかり決めます。
Buffs 7-3 神大

Buffsキックオフから、敵陣30ヤードからの神大攻撃となりますが、ここではディフェンスラインが奮闘します。
#47近藤のQBサックで4ヤードロスゲインを奪ったあとも、素早いパスラッシュでQBに余裕を与えずパス失敗を続けさせ、パントに追い込みます。
自陣29ヤードからのBuffs攻撃は#2神戸への18ヤードのロングパスや、#6中條、#32岸野のランなどで敵陣33ヤードまで迫りますが、パントとなります。前半と通してオフェンスラインのパスプロ、そしてディフェンスラインのパスラッシュは見事でした。
前半終了 
Buffs 7-3 神大

■第3Q
いよいよ後半戦。
Buffsキックオフの後、敵陣30ヤードから神大攻撃が始まります。
前半同様、Buffsディフェンスチームが神大を圧倒します。
#52山田、#93于らの素早い上がりで神大QBに仕事をさせず、相手に大きくロスゲインさせての攻守交替かと思われましたが、ここでタックル時の反則をとられてしまい、逆に相手に1stダウンを与えてしまいます。
振り返りますと、ここから試合の流れが変わったように思います。
(ただこの反則は、ビデオで繰り返し確認しましたが、審判の主観による判断かと思いました。)
自陣6ヤードまで攻め込まれますが、逆転を狙う神大は4thダウンでフィールドゴールでなくプレーを選択します。そこでのパスプレーを#13木村、#37平田らがしっかりカバーしこの窮地を凌ぎます。
攻守交替となり、自陣6ヤードからBuffsの攻撃。ここから#6中條が自らのランで陣地回復を図りますが、相手ディフェンスに引っ掛けられファンブルし、自陣13ヤードから神大攻撃に替わります。
再びの窮地でしたが、ディフェンスラインの猛チャージで相手QBにプレッシャーを与え、さらに#17岩松が見事なインターセプトを奪い、再度窮地を脱します。
自陣3ヤードからのBuffs攻撃は、#6中條が立て続けに自らのランでロングゲインを奪い、自陣38ヤードまで挽回しますがそこからのパスプレーではパスプロが乱れ、相手のQBサックを浴びてしまい、パントとなります。
攻守交替し自陣47ヤードからの神大攻撃。
#47近藤、#52山田らのタックルで相手ランプレーを防ぐものの、反則などとられ自陣14ヤードまで攻め込まれます。
Buffs 7-3 神大

■第4Q
自陣14ヤードから神大にじりじりゲインを許し、最後は相手QBに走りこまれ逆転を許します。
Buffs 7-10神大

神大キックオフを受けてのBuffsオフェンスでしたが、ダウン更新できず攻守交替。
敵陣43ヤードからの神大攻撃では、途中出場のQB#1のランなどで立て続けにロングゲインを許し、あっという間に6プレーでタッチダウンを奪われます。
Buffs 7-17神大

しかしBuffsも反撃します。
神大キックオフを受けての自陣7ヤードからの攻撃では、#6中條が自らのランと、#83池田謙、#85吉村へのパスなどで一気に75ヤード挽回し、敵陣18ヤードまで迫ります。
残り時間は3分ちょっと、タッチダウンをとって、さらに逆転を狙う為の時間はまだ残っています。
しかしここで反則や、パスプロの乱れによるQBサックなどで大きく後退し、攻守交替となります。
その後の神大攻撃で無念のタイムアップ。
28期のシーズンがここに終わりました。

26期父 廣谷慎吾