天候にも恵まれて、4月としては少し高めの気温ですが、時折南の風が強く吹く程度で清々しい感じの東工大グランドです。待ちに待った春のオープン戦の初戦(東洋大学戦)、まもなくキックオフです。
今シーズン、東工大バッファローズは「No pain,No gain」とのスローガン(痛みがなければ、得るものなし。成功を勝ち取るためには痛みを覚悟で立ち向かっていかねばならない。虎穴に入らずんば虎子を得ず。)を掲げ、昨シーズンよりさらに厳しい練習に取り組み今日の東洋大学戦においては、なんとしても一部昇格との思いで成果が見える試合をすることが第一の目標ではないでしょうか。また東工大サイドラインでは、大勢の父母やOBの方が集まり、応援部の江川さん、桃井さんの指揮による応援歌などの練習で大いに盛り上がっています。それに加えて、新歓勧誘の努力もあって80名(その内女子12名)ほどが集り試合開始を待っています。「アメフトってどんな感じかな? やってみようかな。このあと焼肉だってよ」といった会話も。OBの方々も80名の中に分け入り気軽に声をかけアメフトの魅力を語っている光景も見られ、今年も昨年以上の新入部員を獲得することが大事な目標の一つであるのは、間違いありません。
さて、両チームの練習も終わり、14:00。試合開始です。

第1Q
東洋大のキックオフ試合開始です。東工大は15ヤードラインから32ヤードラインまでリターンします。QB先発は#6中條でオフェンス開始。インサイドのランプレー、アウトサイドショートパスで49ヤードラインまで前進します。しかし次のミドルパスをインターセプトされ攻守交代で東洋大50ヤードラインから攻撃開始です。いきなりのミドルパスを通し1stダウン獲得で、東工大陣39ヤードラインまで前進します。次のプレーでハンドオフのミスがありファンブル。東工大ディフェンスがすかさずリカバーして攻守交代です。
東工大オフェンスは自陣39ヤードラインから攻撃開始です。インサイドのランプレー、TE #87西くんが、ミドルパスを確実にキャッチして敵陣38ヤードラインまで前進し、次のプレーで左オフタックル付近をRB #26片貝くんが、エンドゾーンまで一気に駆け抜け見事にタッチダウン!!です。
PATも成功。
東工大 7-0 東洋大    (残り時間 5分51秒)
しかし、次のキックでキッキングチームのリカバーミスがあり、東洋大に、キックオフリターンタッチダウンを許します。
PATも成功して
東工大 7-7 東洋大    (残り時間 5分36秒)
試合前のコーチ陣の話しとして「キッキングチームに関しては、本格的な取り組みはしていないので、これからです。」との事でした。
東洋大のキックで試合開始で、東工大のリターンは30ヤードラインまで返します。東工大オフェンスはパスを中心に攻めますが、右アウトサイドミドルパスをダブルカバーに遭いインターセプトされます。
攻守交代で、東洋大は敵陣24ヤードラインからの攻撃です。左アウトサイドパスなどで敵陣8ヤードラインまで攻め込みますが、東工大ディフェンスもここで踏ん張りランプレーをほぼノーゲインに抑えます。4thダウン3ヤードの場面で、東洋大はフィールドゴールを選択。キックは成功で、
東工大7-10東洋大 となります。   (残り時間  2分17秒)
再び東洋大のキックで、東工大は25ヤードラインまで返します。このオフェンスシリーズよりQB#中條くんから#4池田くんに交代です。フルバックダイブで5ヤードゲインを皮切りにQBキープやブラストプレーなどで1stダウンを更新し、東洋大のディフェンスを押しのけてのランプレーで確実にゲインを重ねます。ここで第1Q終了です。

第2Q
第1Qの勢いのまま、QBキープ、RB#20殿山くんのダイブプレーなどで1stダウンを更新し敵陣30ヤードラインまで攻め込みます。つぎにオプションからのQBランで 20ヤードラインまで前進し、さらにQBキープでエンドゾーンまで10ヤードとせまります。東洋大ディフェンスがランプレーをケアしているとみた東工大オフェンスは、左アウトサイドパスをTE#87西くんへ。一度は確保しましたが、惜しくもインコンプリートです。すかさず次のプレーで、東洋大ディフェンスの裏をかいたクイックドローでエンドゾーンに走り込みタッチダウン!!
PAT成功で
東工大14-10東洋大  で逆転です。
東工大のキックで試合再開です。キッキングチームのリカバーも第1Qと違って、蹴り込む場所などをしっかりと確認し対応して東洋大は、10ヤードラインからの攻撃です。東洋大オフェンスはダイブプレーとアウトサイドパスで自陣21ヤードラインまで前進し、1stダウンを更新です。しかし次のプレーで、東工大ディフェンスの2人が同時にRBにタックルしファンブルを誘います。東工大ディフェンスで最も反応の良いDE#47近藤くんがリカバーして攻守交代です。
東工大オフェンスは敵陣25ヤードラインという絶好のフィールドポジションからの攻撃開始です。WR#85吉村くんへのパスとRB#2神戸くんのダイブなどでゴール前5ヤードラインまで前進し、最後はオフェンスラインが押っきってRB#2神戸くんのダイブでタッチダウン!!です。
東工大サイドラインの新歓席から「オー、スゲー、カッケー(かっこいい)!」との声援も聞こえてくるほどの見事なタッチダウンでした。
PATも成功で
東工大 21-10 東洋大  として点差を広げます。(残り時間2分2秒)
次のディフェンスシリーズもDE#47近藤くんのQBサックなどで、東洋大を押さえ込みます。ここで前半終了です。

第3Q
東工大のキックで、東洋大は21ヤードラインからの攻撃開始です。アウトサイドパスなどで35ヤードラインまで前進しますが、東工大ディフェンスが強烈な
タックルで又してもファンブルを誘いリカバーは東工大です。 攻守交代で、敵陣35ヤードラインからの東工大オフェンスは、ダイブプレー
で10ヤードゲイン、次にピッチアウトのスイープでも10ヤードゲインし、このプレーではOG#66辻永くんのプルアウトもディフェンスを見事にブロック
していました。そしてショートパスなども織り交ぜるなどして、ゴール前7ヤードラインまで攻め込みます。次のプレーは、右オフタックル付近を突くQBキープ
でエンドゾーンに走り込みタッチダウン!!
PATも成功で
東工大 28-10 東洋大 としさらに点差を広げます。(残り時間6分24秒)
試合再開で東工大のキックは、エンドゾーンに入りタッチバックとなり東洋大は25ヤードラインからの攻撃開始です。このシリーズから東洋大は前半にはな
かったインモーションを使ったオフェンスを展開します。このインモーションプレイヤーにヒッチパスを投げワイドレシーバー、タイトエンドがそれぞれリード
ブロックをし、東工大ディフェンスもマンツーマンの対応で無い為、1人少ない状況でゲインを重ねられ、またQBキープを交ぜてディフェンスを翻弄します。
結果として東工大ディフェンスは、タッチダウンを許し  PATも成功して、
東工大 28-17 東洋大 とし、点差を詰めてきます。
東洋大のキックで、東工大は32ヤードラインからの攻撃開始です。ここで第3Q終了です。

第4Q
QB#4池田くんから早いタイミングのTE#87西くんへのパス、WR#85吉村くんへのミドルパスと投げ分け、ドロープレーを入れながら1stダウンを更新し敵陣36ヤード
ラインまで前進します。4thダウン1ヤードの場面で東工大オフェンスは、ギャンブルを選択し、QBスニークで2ヤードゲインで1stダウンを更新です。ブラストプレーとスイープなどでゴール前5ヤードラインまで前進します。次のプレーは、10ヤードフックのWR#85吉村くんへのパス。ボールはしっかりと胸に納まりタッチダウン!!です。
PATも成功で、
東工大 35-17 東洋大 とし再度点差を広げます。
次のシリーズ、東工大ディフェンスは、インテンショナル・グランディング・ファウルをさそうなどで、1stダウンを更新させずパントに追込みます。東工大オフェンスも東洋大に阻まれてパントとなります。
東洋大オフェンスは、自陣25ヤードラインからの攻撃開始で、インモーションを多用し1stダウンを重ねて、敵陣32ヤードラインまで前進します。残り時間7秒で東洋大は、追加点を狙ってパスを投げます。しかしプリベントディフェンスを敷いている東工大は、
CB#7松木くんのインターセプトでタイムアップ!!

東工大サイドライン前の出来事にOB、父母会席はもちろんのこと新歓席からも「ヤッター、スゲー」といった大歓声が上がり勝利を喜びあっていました。
今日の試合においては、概ね取り組みの成果出せたと思います。また昨シーズンより全体的にスピードが増した感じがします。しかし課題の露呈した試合でもありました。
一方で新歓のメンバーも多く来ていただいて新入部員の獲得にも期待の持てる試合であった事は、間違いありません。
中村HCの今年のあいさつにもありましたように、選手、スタッフに
目標は明確に。
行動は勇敢に。
自らの殻を破る挑戦の人たれ!
との思い込めて観戦記といたします。


(あとがき)
試合終了後に高校でQB経験の新入部員とキャッチボールをしました。久しぶりにリリースポイントも高く、腕のしなりいい、押さえが効いてコントロールされたボールを受けました。今シーズンは、楽しみだと実感した次第です。

以上



​2017 4.16
東工大グランド13:00~17:30
29期 北川 邦弘 (北川 涼太の父)